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文京区白山2−30−5

山口素堂の墓

 素堂(1642〜1716)は、松尾芭蕉と同時代の俳諧師である。本名は山口信章、通称勘兵衛。号は
来雪、巣仙堂(略して素堂)甲斐国巨摩郡教来石山口の生まれで、山口を名字とする。酒造業の家を弟に譲
り江戸に出て、漢学・和歌・書・茶の湯・俳諧等当時の教養を身につけた。後不忍池畔に隠居し、阿武葛飾
に移った。北村季吟での同門芭蕉と親しく交わり、芭蕉の新風(蕉風)確立に大きく寄与した。芭蕉自らも
素堂先生と呼び、蕉門の人からも尊敬された。人柄寛容で、漢詩文の素養があり、長者の風格があった。
著書に「とくとくの句合」句集に「素堂句集」・「素堂家集」などがある。

 墓碑 墓は本堂前、台石の上に薄石、その上に中空の鞘石を置く(総高141センチメートル)。
中空の鞘石内に墓石。碑文(正面)素堂翁の墓。谷中感応寺に葬る。甥がここにも建墓。
  目には青葉山ほととぎす 初がつお (山口素堂)

文京ふるさと歴史館