寺院散策・寺院散歩・寺院探訪
東京・文京区・寺・寺院
文京区小石川3−17−8
善光寺(ぜんこうじ)坂
小石川2丁目と三丁目の坂



坂の途中に善光寺があるので、寺の名をとって坂名にした。善光寺は慶長七年(1602)の創建と伝え
られる、伝通院(将軍家の菩提寺)の塔頭で緑受院と称した。明治二十七年(1884)に善光寺と改称し、
信州の善光寺の分院となった。したがって明治時代の新しい坂名である。坂上の歩道のまん中に椋(むく)
の老木がある。古来、この木には坂の北側にある稲荷に祀られている、澤蔵司の魂が宿るといわれている。
なお、坂上の慈願院の境内には礫川や小石川の地名に因む松尾芭蕉翁の句碑が建立されている。
”一しぐれ 礫や降りて 小石川” はせお(芭蕉)
また、この界隈には幸田露伴(1867〜1947)徳田秋声(1871=1943)や島木赤彦(18
76〜1926)古泉千樫(1886〜1927)ら文人、歌人が住み活躍した。
