寺院散策・寺院散歩・寺院探訪
東京・新宿区・新宿の寺院・寺を歩く
やぐら時計 区指定文化財
新宿区新宿4−3−19



天龍寺の鐘は、元禄十三年(1700)牧野備後守成貞
により寄進されたもので、内藤新宿に時刻を告げた「時の
鐘」である。
現在の鐘は、銘文により元禄十三年の初鋳、寛保二年
(1743)の改鋳につづく三代目のもので明和四年(
1767)の鋳造である。
総高155センチ、口径85・5センチで多摩郡谷保村
の関孫兵衛の鋳造になる。
天龍寺の時の鐘は、内藤新宿で夜通し遊興する人々を追
出す合図であり「追出しの鐘」として親しまれ、また江戸
の時の鐘のうち、ここがけが府外であり、武士も登城する
際時間がかかったことなどから三十分早く時刻を告げたと
いう。
なお、上野寛永寺・市ヶ谷八幡とともに江戸の三名鐘と
呼ばれた。


