寺院散策・寺院散歩・寺院探訪
東京の寺院を歩く
台東区橋場1丁目16番2号
都指定旧跡

江戸時代中期の儒学者。名は煥図、字は東壁、仁左衛門と称し、東野と号していた。元滝田氏
といい、天和三年(1681)一月二八日下野那須郡黒羽に生まれた。父大沼玄佐は医師として
下野黒羽藩大関家に仕え、彼は次子であったが幼くして父を失い江戸に移った。ここで太宰春台
とともに中野ぎ謙の門に学び、後に安藤氏に養われ、これより安藤氏を称した。
柳沢吉安に仕え荻生徂徠に就いて詩文を学ぶ。たまたま将軍綱吉が柳沢邸に来た時講義したと
いう。
正徳元年(1711)二十九歳の時に致仕し駒込白山に隠居した。のち河内西代藩主本田忠統
の賓師となったが、肺を痛み享保四年(1719)四月十三日三十七歳で死去した。
著書「東野遺構」は没後友人が編集して刊行したものである。
