東禅寺・曹洞宗
(江戸六地蔵の一)
江戸六地蔵は、深川の地蔵坊正元が病気平癒に感謝して造立を発願し、多くの人々の浄財を 集め、江戸市中六ヶ所に勧請したものである。全身にある陰刻から神田鍋町の鋳物師太田駿 河守正義によって鋳造されたことがわかる。本像の高さは2,71メートル、品川寺に次い で第二番の宝永七年(1710)に造立された。他の六地蔵は鍍金が施されているのに対し 記録では本像は像の表面を布目条にやすりをかけ、弁柄色の漆を塗った上に金箔を置いたあ とが残っていたとある。 永年に風雨により、損傷が著しかったため、平成十一年に修復工事を行った。胎内仏とし て小型の銅造六地蔵菩薩坐像等が現存する。 なお、江戸六地蔵は次のとおりである。 品川寺 品川区南品川三丁目 太宗寺 新宿区新宿2丁目 真性寺 豊島区巣鴨3丁目 霊厳寺 江東区白河一丁目 永代寺 江東区(消滅)
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