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TOKYO TEMPLE GUIDE 東京寺院ガイド・台東区・永久寺
永久寺・目黄不動(めきふどう)

台東区三ノ輪2丁目14−5

 目黄不動は、江戸五色不動の一つとして知られている。江戸五色不動とは、目白、目赤、目黒、目青、目貴
の各不動尊のことで、寛永年間(1624〜43)の中頃、徳川三代将軍家光が寛永寺創建で知られる天海
大僧正の具申により、江戸府内の名のある不動尊を指定したと伝える。
 不動明王は、密教ではその中心仏とされる大日如来が、悪を断じ、衆生を教化するため、外には忿怒の形
相、内には大慈悲心を有する民衆救済の具現者として現れたとされている。また、宇宙のすべての現象は、
地、水、火、風、空の五つからなるとする宇宙観があり、これらを色彩で表現したものが五色といわれる。
 不動尊信仰は、密教がさかんになった平安時代初期の頃から広まり、不動尊を身体ないしは目の色で描き
わけることは平安時代(784〜1179)すでに存在したという。