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太田錦城墓(おおたきんじょうはか)

 太田錦城(1765〜1825)は江戸時代中期の儒学者で、名は元貞、字は公幹、錦城は号である。
才佐と称し加賀大聖寺に生まれ、皆川洪圓、山本北山に折衷派を学んだが満足せず、漢代以降の中国の
諸説を直接研究し、ついに一家を成した。いわゆる折衷学派という。
 晩年に至り一時、近畿に遊び、老中吉田候に仕えたが、前田家に賓使としてまぬかれ、三百石を
給せられた。
 文政八年四月二十二日、年六十一歳で没した。著書には「周易詳説」「尚書精義」「詩精義」
「乱賊伝」その他非常に多くの著述があり、長子は加賀候に仕え、三男は吉田候に儒学をもって仕
えた。